Agentとタスク · 約13分 · 更新日 2026-07-30
AIペルソナとは?新しく作るべきタイミングは?
AIペルソナはAI同僚のプロフィールです。作成方法、ルールの書き方、新しく作るタイミングを説明します。
TabTinで仕事を任せるとき、必ず「いずれかのAIペルソナ」が担当します。
AIペルソナは、AI同僚のプロフィールです。名前、アバター、あなたが設定した役割、使える能力、そして協働の中で蓄えたメモリを持ちます。漠然とした「AI」ではなく、特定の一人と話す感覚です。「文章担当」には常に同じ形式で納品させ、「リサーチ担当」には必ず出典を示させる、といった使い分けができ、互いに干渉しません。
最初に区別:AIペルソナの変更 ≠ モデルの変更
最も混同しやすい点です。
| モデルを変更 | AIペルソナを変更 | |
|---|---|---|
| 変わるもの | 頭脳(どの提供元の大規模言語モデルを使うか) | 同僚(誰がこの仕事を担当するか) |
| 一緒に変わるもの | 速度、費用、得意な問題 | 名前、ペルソナ、Skillセット、メモリ |
| 変更する場所 | チャット入力欄の モデル選択 | チャット入力欄の AIペルソナボタン |
今回の回答を速く、または高性能にしたいだけなら、モデルを変更します。新しいAIペルソナは不要です。
最初から5つのAIペルソナが用意されています
初めて組織へ入ると、TabTinはすぐに使える初期メンバーを作成します。自分で作る必要はありません。
| AIペルソナ | 担当すること |
|---|---|
| 小Tin(「デフォルト」バッジ付き) | 日常の細かな仕事を受ける窓口。担当を決めにくい仕事はここへ任せます |
| コード担当 | リポジトリ内の仕事専任。未知のプロジェクトを理解し、エラーを特定し、変更後に検証します |
| 文書担当 | 文章の作成専任。レポート、計画、議事録、告知を作ります |
| データ担当 | 表と数値の仕事専任。表の作成、照会、集計、要約を行います |
| リサーチ担当 | Webでの調査専任。競合調査、情報収集、事実確認を行います |
テンプレートには、初期メンバーに含まれない2つもあります。PPT担当(プレゼンテーション専任)とアシスタント担当(メール処理、メモ、定期リマインダー)。必要ならテンプレートから追加できます。
この構成は「あなた + 現在の組織」に対して用意されます。いずれかを無効にしても、システムが自動で補充することはありません。
AIペルソナを確認・管理する場所
- クライアントの一番左にある細い縦のバーで AIペルソナ アイコンをクリックします。
- 中央の列は 「自分のAIペルソナ」で、現在の組織にある自分のAIペルソナがすべて表示されます。
- 一つ選ぶと、右側のメイン領域にそのプロフィール
が表示されます。サイドバー上部には、さらに2つの入口があります。新しいAIペルソナ と 無効。
プロフィールで変更できるもの
| セクション | できること |
|---|---|
| アバター + 名前 | 名前の隣にある その他の操作 から 名前を変更 と アバターを編集(TabTinブランドの7種類から選択。自分の画像は現在アップロードできません) |
| ペルソナとルール | このAIペルソナで最も重要な設定。「どのように考え、表現し、仕事をするときにどんな境界を守るか」を記述します。最大5,000文字です |
| Skillセット | 「このAIペルソナが持つ能力。SkillはAIペルソナと一緒に、どの仕事にも持ち込まれます」。Skillライブラリから選択します |
| メモリ | あなたへの総合的な理解(概要)と、協働中に記録した各項目(すべての記録)。修正、忘却、エクスポートができます |
| 最近のタスク | 「このAIペルソナが参加したChatとProjectタスク」。最近何をしたか確認する場所です |
AIペルソナを無効化 も同じ その他の操作 メニューにあります(デフォルトのAIペルソナにはありません)。
プロフィールにはモデル設定がありません。モデルの好みは、チャットでモデルを変更したときに記録されます。あるAIペルソナの会話でモデルXを選ぶと、次回はAIペルソナ選択の名前の横にXが表示されます。
新しいAIペルソナを作る方法
入口は2つあります。どちらでも構いません。
- 左側の AIペルソナ → サイドバー上部の 新しいAIペルソナ
- チャット入力欄左下のAIペルソナボタン → メニュー最下部の 新しいAIペルソナ
その後:
- 画面のタイトルは 「AIペルソナを作成」、説明は「テンプレートですぐに始めるか、空白から自分のAIペルソナを作成します」。
- テンプレートから始める には7つのテンプレートカードが並び、最後に 空白から作成(「テンプレートを使わず、すべて自分で設定」)があります。いずれかを選びます。
- 「空白から作成」を選んだ場合だけ 空白から作成、 アバター を選択します。テンプレートを使う場合は、そのアバターが使われます(作成後も変更できます)。
- 入力項目: 名前を入力します(プレースホルダーは「このAI同僚に名前を付ける」、最大100文字)。
- 操作: 作成を押し、「Agentの準備ができました」と表示されれば完了です。
テンプレートから作ったAIペルソナには、短い初期ルールとSkillセットが設定されています。これは出発点にすぎず、いつでも書き換えられます。
作成時に Agent数の上限に達しましたと表示された場合:「空白から作成」できるAIペルソナは、1組織あたり最大5つです。テンプレートから作るものはこの上限に含まれません。使わないAIペルソナを無効化すると枠が空きます。
役立つペルソナの書き方
プロフィールで ペルソナとルール「ペルソナとルール」を開きます。入力欄の案内は「このAIペルソナは何を担当し、どう働き、どんな境界を持つか…」です。入力後は必ず 保存保存し、「ペルソナを保存しました」と表示されることを確認します。
使いやすい書き方は3部構成です。誰か → どう働くか → してはいけないこと。
あなたはチームの対外文書担当です。すべての原稿は顧客または一般向けに公開されます。 進め方: - 読者と目的を最初に確認してから執筆する - 納品形式は「1文の結論 → 3つの本文 → 1文の行動提案」で統一する - 数値と事実には必ず出典を付け、情報がない場合は「データ不足」と明記する 境界: - 顧客名、金額、日付を推測で作らない - 約束、価格、法的表現を含む箇所は、確定前に私へ確認する
いくつかのポイント:
- 長く使う規則を書き、一度限りのタスクは書かない。「今週の週報をXXの形式で」は現在の会話で伝える内容です。「すべての週報をXXの形式で」ならペルソナへ書きます。
- 何度も繰り返している指示を移す。3回続けて「不要な前置きを書かないで」と伝えたなら、ペルソナへ書く時です。
- 褒め言葉より境界が役立つ。「あなたは経験豊富なコンサルタント」はほとんど行動を変えません。「数値を作らず、なければ不足と伝える」は出力をすぐに変えます。
2層のルール:共通は共通、AIペルソナ固有は固有
ペルソナを書く前に、その要件がこのAIペルソナだけに必要か、すべてのAIペルソナに必要かを考えます。
| 書く場所 | 例 | |
|---|---|---|
| 共通ルール | 設定 → 個人設定 → 自分のAI → 共通ルール | 日本語で回答する。最初に結論を示してから理由を説明する。専門用語を並べすぎない。 |
| AIペルソナ固有のルール | 対象のAIペルソナのプロフィールにある ペルソナとルール | 納品形式、専門上の境界、この種類の仕事に固有の手順 |
を設定します。画面にも「共通ルールは最下層の個人設定です。個別Agentの専用ルールはその上に重なり、優先されます」とあります。
「日本語で回答する」のような内容を5つのAIペルソナへコピーしないでください。共通ルールへ一度書けば十分で、変更も一箇所ですみます。
仕事中にAIペルソナを切り替える方法
チャット入力欄左下のボタンには、現在のAIペルソナのアバター + 名前と右側の小さな矢印が表示されます。クリックすると一覧が開きます。
- 各行にはアバター、名前、その下に灰色でペルソナの最初の1文が表示されます(設定がない場合は「ペルソナ未設定」)。
- 右側にモデル名が付く場合があります。これは、そのAIペルソナで最後に使ったモデルです。
- 一覧の最下部には 新しいAIペルソナ「新しいAIペルソナ」があり、作成すると自動的に切り替わります。
個人の会話ではいつでも変更できます。会話の途中や生成中でも変更可能です。その後の会話は新しいAIペルソナが担当します。過去のメッセージは書き換わらず、各ターンには当時の担当者が表示されます。
チームProjectの会話では変更できません。「この会話の担当はXXです。作成後は変更できません」と表示されます。チームタスクの担当を、個別の会話から一時的に変更することはできません。
AIペルソナ、会話、メモリの関係
- 一つの会話は一つのAIペルソナに属します。左側の会話一覧はワークスペースごとに分かれ、AIペルソナ別には表示されません。担当別に振り返るには、AIペルソナのプロフィール → 最近のタスク
- を開きます。メモリはAIペルソナごとに分けて保存されます。「文書担当」が覚えた文章の好みを、「データ担当」は知りません。雑多な仕事を一つに混ぜ、メモリが曖昧になるのを防ぐための設計です。
- メモリには全体スイッチがあります。 メモリ Appの メモリ設定 にある 「Agentにメモを取らせる」です。オフにすると、すべてのAIペルソナが記録も呼び出しもしなくなります。
- 個別のメモリも管理できます。プロフィールの「メモリ → すべての記録」で、各項目を 修正 / 、忘却 、 役に立つとして評価でき、まとめてエクスポートすることもできます。
実際に役立つ使い方
場面1:「プロジェクト」ではなく「仕事の性質」で分ける
方法:コードはコード担当、文章は文書担当、表はデータ担当、調査はリサーチ担当へ任せます。Project AとProject Bのコード作業は、どちらもコード担当です。
利点:同じ種類の仕事を同じAIペルソナへ繰り返し任せると、その種類の経験だけがメモリに蓄積します。あなたのコードスタイル、過去の問題、受け入れ基準を学び、使うほど精度が上がります。Skillセットも整理され、不要な能力を大量に持ち込まずに済みます。
よくある誤用:Projectごとに「Project Aアシスタント」「Project Bアシスタント」を作ること。同じ種類の経験が複数に分かれ、自作枠をすぐに使い切り、どれも十分に学べません。Project間の分離はProjectとワークスペースで行い、AIペルソナでは行いません。
場面2:ペルソナで納品形式を固定
方法:週報、競合表、議事録など、定型形式の成果物を作るAIペルソナには、フィールドの順序、出典の有無、不明点の扱いまで形式として書きます。
利点利点:毎回形式を説明する必要がなく、伝え忘れて使えない原稿が届くこともありません。チーム内の形式に関する議論を、ペルソナへ一度まとめて終えられます。
よくある誤用誤用:一度限りの要件をペルソナへ書くこと。「今回の刷新後のテンプレートで書く」が半年後も有効になり、自分でも忘れてしまいます。判断基準は簡単です。この指示を来月も使うならペルソナへ、使わないなら会話で伝えます。
場面3:同じ種類の仕事を「対外」と「社内」に分ける
方法:たとえば「対外文書」は表現を慎重にし、数値に出典を付け、確定前に確認を求めます。「社内メモ」は速度を優先し、todoや空欄も許可します。どちらも文章作成ですが、リスクはまったく異なります。
利点利点:この違いを毎回会話で伝えるのは手間であり、忘れることもあります。その一度の忘れが、顧客へ送る文書で起きるかもしれません。
よくある誤用誤用:今回だけ語調を変えたいという理由で新しいAIペルソナを作ること。語調、長さ、詳しさなど一度限りの好みは、会話で一言伝えれば十分です。
場面4:新しく作る必要がない新しいAIペルソナ
次の場合は、新しいAIペルソナは不要です。
- モデルを変えたいだけ — チャットでモデルを変更します。AIペルソナはそのままで構いません。
- 今回だけ簡潔に答えてほしい — 会話で一言伝えます。
- 特定のディレクトリ / 端末で作業させたい — それはワークスペースの設定で、AIペルソナとは別です。
- 大きな仕事を複数に分け、並行して進めたい — 会話のPMOモードとサブAgentを使います。新しいAIペルソナは不要です。
- 同僚にも同じものを使ってほしい — AIペルソナは共有できません。同僚が自分で作成します(次節を参照)。
チームでのAIペルソナ
AIペルソナは個人専用です。これは意図した設計です。 AIペルソナはあなたのメモリを持ちますメモリ。あなたの好み、修正した内容、担当する仕事の背景を覚えています。別の人がそのまま使っても成立しないため、共有しません。同じ組織でも、同僚はあなたのAIペルソナを見られず、あなたも同僚のものを見られません。別の人のSkillを操作しようとすると、「このAIペルソナのOwnerだけがSkillを表示・管理できます」と拒否されます。
AIペルソナは組織ごとに分かれます。 上部で別の組織へ切り替えると、一覧も別になります。初期メンバー、自作枠、メモリも組織ごとに独立し、同じ名前でも別のAIペルソナです。
チームでは、どうAgentを一緒に使う?共有するのはタスクで、AIペルソナではありません。 タスクを同僚へ共有すると、Agentの作業をリアルタイムで確認できます。「表示して複製」を許可すれば、自分側へForkして続けられます。その際は、同僚自身のAIペルソナとメモリを使います。手順は「Agentタスクを同僚に共有」。
を参照してください。チームProjectでも同じです。タスクを人へ割り当て、担当者が自分のどのAIペルソナで実行するか決めます。 タスクはまず担当者へ届き(「受諾待ち」などの状態)、担当者が確認すると、自分のAIペルソナが自分のワークスペースで実行します。過程と成果はProject内でチームに見えます。
チームで同じペルソナを使いたい場合は、その文章を同僚へ送り、それぞれが作成して貼り付けます。ペルソナは同じでも、メモリは各自で蓄積します。これが共有しない理由でもあります。
無効化と削除
デフォルトのAIペルソナは無効化できません。 「デフォルト」バッジ付きのもの(通常は小Tin)には無効化の項目がありません。バッジにポインターを合わせると「デフォルトのIDのため、無効化できません」と表示されます。
無効化 = 非表示にするだけで、削除ではありません。
- 画面には「無効化すると、このAIペルソナは有効な一覧から消えます。ワークスペースと会話履歴は保持され、『無効』から復元できます」と説明されています。
- 無効化後は、AIペルソナ一覧とチャットの選択画面に表示されません。
- 戻すには、サイドバーの 無効 「無効」→ 対象を選択 → 復元
。完全削除は本当にデータを削除します。 「無効」の一覧で、デフォルト以外にだけ 完全に削除があります。確認画面には「『XX』のID設定、Skillセット、メモリは削除され、復元できません。会話履歴は保持されます」と明記されています。
迷う場合は無効化し、不要と確定したら完全に削除してください。
よくある質問
ペルソナを保存したのに、チャットの一覧に「ペルソナ未設定」と表示されます
灰色の説明は、一覧を開いたときに取得されます。一度閉じて、もう一度開いてください。また、プロフィールで「保存」を押し、 保存「ペルソナを保存しました」と表示されたことも確認してください。
AIペルソナに特定のモデルを固定できますか?
プロフィールにモデル設定はありません。実際には、そのAIペルソナの会話で選んだモデルを記録し、次回も既定で使います。一覧にもモデル名が表示されます。変更するにはチャットで一度モデルを切り替えてください。
同僚は私が作ったAIペルソナを使えますか?
いいえ。AIペルソナは個人専用で、同じ組織のメンバー間でも見えません。同じものが必要なら、ペルソナの文章を送り、相手が自分で作成します。
組織を切り替えたら、AIペルソナがすべて変わりました
正常です。AIペルソナは組織ごとに分かれ、それぞれに初期メンバーがあります。元の組織へ戻すと、以前の一覧も戻ります。
「新しいAIペルソナ」で「Agent数の上限に達しました」と表示されます
「空白から作成」は組織ごとに最大5つです。解決方法は2つあります。テンプレートから作成する(上限に含まれません)か、使わないAIペルソナを無効化して枠を空けます。
「AIペルソナ」と「サブAgent」は同じですか?
違います。AIペルソナAIペルソナは「誰がこの仕事を担当するか」というIDです。サブAgentは「どう進めるか」という作業方法です。AIペルソナが大きな仕事を分け、複数を並行して進めます。ワークスペース設定とチャットのPMOモードにあります。ここではAIペルソナだけを説明しています。
AIペルソナを無効にすると、以前の会話も消えますか?
消えません。無効化でも完全削除でも、会話履歴は保持されます。完全削除ではID設定、Skillセット、メモリは削除されますが、会話内容は残ります。
自分のアバター画像をアップロードできますか?
現在はできません。編集画面にも「アップロードには対応していません。TabTinブランドの7種類から選択してください」と表示されます。
解決しない場合
AIペルソナを作れない、ペルソナが反映されない、いくつ作りどう分担すべきか迷う場合は、 contact@larchiveai.comまで利用場面をお知らせください。一緒に整理します。テストユーザーはコミュニティの担当者へ相談することもできます。